導入事例|中島屋ホテルズ 様
清掃ロボットの導入で「安心・安全・清潔感」の強化を目指す。
共に働く「仲間」として、人から歩み寄る
株式会社中島屋ホテルズ 様
業種:宿泊・飲食・サービス業

静岡県中部を中心に、シティーホテル、リゾートホテル、ガーデンレストランを展開し、創業100年以上の歴史を誇る中島屋ホテルズ様。
2013年からはアメリカにも事業を拡大している。 |
導入製品
清掃ロボット PUDUCC1(プードゥーシーシーワン)
導入前の課題
・ホテル館内の清掃範囲が広く、清掃スタッフの仕事量が多い
・予定外の清掃が起きた場合、時間外で対応する必要があった
解決策
清掃ロボットを導入し、清掃エリアの一部をロボットで清掃を行う
導入効果の概要
・清掃ロボットで広いエリアの清掃を行うことで、1カ所の清掃にかけられる時間が増え、清掃業務の質が向上した
・空いた時間を有効活用することで、時間外対応の清掃が減った
・夜間清掃でも活躍
”共に働く「仲間」として、人から歩み寄る ”
株式会社中島屋ホテルズ 総支配人様
株式会社中島屋ホテルズ 総支配人様
静岡産業社 担当営業
この度は、PUDUCC1をご導入いただき、誠にありがとうございます。
本日は、導入の経緯やその後のご使用感についてお話を伺えればと思います。
本日は、導入の経緯やその後のご使用感についてお話を伺えればと思います。
中島屋ホテルズ様 一同
PUDUCC1を導入してから、清掃品質の向上を実感しています。「そー太郎」という名前も付けて、研修生のように毎日一緒に頑張っています。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
※右から総支配人様、H様、K様
同席いただいた研修生の「そー太郎」様。
■清掃ロボット PUDUCC1(以下そー太郎)を導入するに至った経緯を教えてください。
総支配人様 清掃業務の質向上と清掃頻度の増加が、顧客満足度の向上につながると考え、今回「そー太郎」を導入いたしました。宿泊施設という性質上、お客様には安全かつ安心してお過ごしいただきたいと考えており、そのためには清潔感が非常に重要だと認識しています。また、今後、人材確保がさらに難しくなることを見据え、清掃業務のうちロボットが得意とする部分はロボットに任せることで、清掃スタッフが減少した場合でも、従来以上の清潔感を保つことができるのではないかと期待し、導入を決定いたしました。
■導入前はどのような課題点がありましたか?
総支配人様 日々のルーティン清掃である「日常清掃」と、定期的に行う「特別清掃」がありますが、日常清掃に該当するホテル館内の清掃範囲は非常に広く、1階の廊下を隅々までしっかり清掃するだけでも約40分かかっていました。この課題を解決するため、廊下清掃を「そー太郎」に任せることで、他の日常清掃の質をさらに向上させることが可能になりました。また、特別清掃の頻度を増やしたり、これまで特別清掃として行っていた作業を、日常清掃の一部に取り入れることもできるようになりました。

■そー太郎(PUDUCC1)が行う清掃は、人による清掃と遜色ないのでしょうか?
総支配人様 日々のルーティン清掃である「日常清掃」と、定期的に行う「特別清掃」がありますが、日常清掃に該当するホテル館内の清掃範囲は非常に広く、1階の廊下を隅々までしっかり清掃するだけでも約40分かかっていました。この課題を解決するため、廊下清掃を「そー太郎」に任せることで、他の日常清掃の質をさらに向上させることが可能になりました。また、特別清掃の頻度を増やしたり、これまで特別清掃として行っていた作業を、日常清掃の一部に取り入れることもできるようになりました。
K様 清掃スタッフの人数は導入前と変わっていませんが、時間のかかる清掃作業を「そー太郎」に任せることで、1人あたりの清掃範囲が大幅に減少し、他の清掃に今まで以上に注力できるようになりました。これまで時間外に行っていた清掃や、定期的に実施していた特別清掃も、時間内に対応できるようになっています。
■そー太郎(PUDUCC1)が行う清掃は、人による清掃と遜色ないのでしょうか?
総支配人様 これは私も少し気になっていました(笑)。一緒に清掃しているスタッフ(K様、H様)から見て、そー太郎の清掃具合をどのように感じていますでしょうか。
K様 そー太郎の清掃品質は非常に高く、私たちが行う清掃と比べても遜色ないと思っています。最初はそー太郎だけで清掃が本当にできるのか不安だったため、作業中は見守ることが多かったのですが、特に問題なく清掃できることがわかり、今では安心して任せることができています。
H様 そのおかげで、自分たちの作業にも集中できています。そー太郎はとても優秀で、最近では夜間の清掃でも大いに活躍しています。
担当営業 人と遜色のない清掃品質を持ち、問題なく稼働していると伺い、私も安心しました。ちなみに、そー太郎が特に活躍している場所などはございますか
担当営業 人と遜色のない清掃品質を持ち、問題なく稼働していると伺い、私も安心しました。ちなみに、そー太郎が特に活躍している場所などはございますか
K様 1階のロビーや各階の廊下、客室など、幅広いエリアで活躍しています。ウェット清掃も可能なので、最近では地下のフローリング清掃もお願いしています。こうしたそー太郎の活動状況は、週に1度「そー太郎通信」として社内で共有しています。
総支配人様 そー太郎通信で日々の活躍を目にしていましたが、一緒に清掃しているスタッフから「問題ない」という生の声を聞けて、より安心しました。
総支配人様 そー太郎通信で日々の活躍を目にしていましたが、一緒に清掃しているスタッフから「問題ない」という生の声を聞けて、より安心しました。
■清掃ロボット PUDUCC1(以下そー太郎)を導入するに至った経緯を教えてください。
K様 お客様からは特にマイナスな印象はないと思っています。お客様がいらっしゃる時間帯にも、そー太郎がフロアを清掃していますが、その姿を見たお子様はとても楽しんでいる様子ですし、珍しさもあってか、大人のお客様が写真を撮っている姿もよく見かけます。 すべての部署のスタッフが、そー太郎を1度体験しており、機械が苦手な方やご年配の方でも簡単に操作できるため、問題なく活用できています。そのおかげもあってか、「自分たちの部署でそー太郎をどのように活かせるか」と試行錯誤している声も聞こえてきます。お客様もスタッフも、そー太郎を受け入れていると感じています。
■清掃ロボットの導入に抵抗はありませんでしたか?
総支配人様 最初は、導入に対して大きな不安がありました。その理由として、多くの方が「清掃は日本の美徳」と考えており、「清掃は手を抜いてはならない」という暗黙の了解のようなイメージがあるためです。ロボットを導入することが「手を抜いている」と捉えられるのではないかと、非常に心配していました。しかし実際には、お客様の見えない部分でどれほど努力して清掃を行っても、その頑張りが100%伝わることは難しいと感じていました。
そこで発想を転換し、清掃ロボットを導入し、ロボットとの共同作業や、その運用をお客様に見せることで、「清掃に力を入れている」と視覚的にアピールする方が、お客様にしっかりと伝わるのではないかと考えるようになりました。
この逆転の発想により、導入に対して前向きになり、結果的に導入して良かったと感じています。
そこで発想を転換し、清掃ロボットを導入し、ロボットとの共同作業や、その運用をお客様に見せることで、「清掃に力を入れている」と視覚的にアピールする方が、お客様にしっかりと伝わるのではないかと考えるようになりました。
この逆転の発想により、導入に対して前向きになり、結果的に導入して良かったと感じています。
■最後に一言、お願いいたします。
総支配人様 中島屋ホテルズでは、「安心・安全・清潔感」を追求するために、清掃ロボットPUDUCC1を導入しました。これからは、どの企業でもロボットを活用する選択肢が増える時代に入っていくため、ロボットとの共存がますます重要になると考えています。ロボットが当たり前の存在となった時、単なる「道具」ではなく、共に働く「仲間」として受け入れ、人から歩み寄る必要があると感じています。 当社ではその第一歩として、名前をつけることによって、ロボットを「仲間」として迎え入れ、親しみを持って接することができるのではないかと考え、全従業員から名前を公募し、「そー太郎」と名付けました。この公募を通じて、そー太郎に関する話題も含め、社内が活発になったことを実感していますし、清掃も今まで以上に力を入れて取り組めています。 使用する人のアイデア次第で様々な活用方法があると思いますので、ロボットとの共存を考えることが、今後さらに重要になっていくのだと感じています。
総支配人様 中島屋ホテルズでは、「安心・安全・清潔感」を追求するために、清掃ロボットPUDUCC1を導入しました。これからは、どの企業でもロボットを活用する選択肢が増える時代に入っていくため、ロボットとの共存がますます重要になると考えています。ロボットが当たり前の存在となった時、単なる「道具」ではなく、共に働く「仲間」として受け入れ、人から歩み寄る必要があると感じています。 当社ではその第一歩として、名前をつけることによって、ロボットを「仲間」として迎え入れ、親しみを持って接することができるのではないかと考え、全従業員から名前を公募し、「そー太郎」と名付けました。この公募を通じて、そー太郎に関する話題も含め、社内が活発になったことを実感していますし、清掃も今まで以上に力を入れて取り組めています。 使用する人のアイデア次第で様々な活用方法があると思いますので、ロボットとの共存を考えることが、今後さらに重要になっていくのだと感じています。
ホテル館内を清掃する「そー太郎」の姿は、中島屋ホテルズ様が目指す「安心・安全・清潔感」という目標に向かって尽力する、一人の頼もしい従業員としての姿なのです。